日本ベルギー友好150周年記念演奏会 広島高松終演

日本ベルギー友好150周年記念演奏会、広島高松公演が無事に終演致しました :)

台風接近中の不安定な天候の中ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました!

東京公演は10/29(土)、虎ノ門JTホールアフィニスです。ぜひ沢山の方にベルギー音楽を知っていただくとともに日本の魅力を再認識していただけたらと思います!ぜひお越しくださいませ!!

今回私は作詞をするという挑戦をしました。 約一年前、作曲家クロード・ルドゥ氏、近江典彦氏に新作をお願いするための詩を探していたのですが、日本とベルギー友好に合う詩が見つからず、苦戦していました。

そんな中でふと、パリ(私はベルギーに渡る前に一年間パリに住んでいました)でフランス語を習っていた作家の84歳のおばあちゃんが、20世紀初頭のジャポニズムを題材にした詩をテキストを読ませてくれたことを思い出しました。それは、フランスの詩人が日本の色、ゆでる前の海老の青や、橙色等をとても事細かに書けとめた詩で、「色は繊細で、文化そのものなのだな」と深く感じたのを覚えています。

その体験からインスピレーションを受けて、ベルギーにいた時に恋しかった日本の色について、また色の感じかたについて詩を書き始めました。

「今は勢いのある気持ちだけど、あとから歌うのが恥ずかしくなったらどうしよう」(夜中に書いた漫画を朝読んで恥ずかしくなるアレ、、、)なんて思いましたが、そんな心配はありませんでした。

作曲家の方々に詩をお渡しした時点で、この言葉達は自分を離れていってくれたのだ、とそう実感致しました。

稚拙な詞に曲をつけて下さった両作曲家と、なにより作詞を許可してくれたトリオのメンバーに心から感謝したいです。

10月の東京公演も頑張りますので、聴きにいらして頂けたら嬉しいです。

チケットはContactからメッセージを送っていただければ承ります!